売上直結Webマーケ講座(9)ダメなSEO施策(2/2)

横並びで同じ情報や商品を扱うサイト

 世の中には競合の存在しないビジネスを展開しているサイトはほとんどないでしょう。なかでも、情報源や商材が共通しているサイト同士は注意が必要です。求人情報サイトや一般流通商品を扱うECサイト、物件情報を掲載している不動産会社のサイトなどはとくに注意しましょう。新商品の発売情報うぃメインコンテンツにしているガジェット系ブロガーなども同様です。元にしている情報が同じなため、そのまま情報を掲載するだけでは他社サイトのコピーコンテンツとしてGoogleに認識されやすくなります。
 このような場合には、独自の情報を付加する工夫が必要です。「担当者からのおすすめコメント」や「ユーザからのレビュー」「自分ならではの切り口からの分析、評価」などを掲載して、他社とまったく同じ情報にならないように注意してください。

複数サイトの情報を組み合わせてもダメ

 求人サイトのIndeedや宿泊施設情報サイトのtrivagoのように、複数のサイトの情報を取りまとめて表示しているサイトがあります。これらのサイトは検索流入も多数獲得してますが、内容の多くが他社と重複しています。なぜこれらのサイトがGoogleから評価されるのでしょうか。
 細かな理由を数えればキリがありませんが、一つ挙げるとすればユーザの利便性が圧倒的なことだと思われます。特にIndeedは無料掲載が可能なこともあり、独自の求人情報も少なくないと思われます。このように多数のサイトの情報を一か所に集めたサービスのことを「アグリゲーションサービス」と呼びますが、先行者の一強状態になりやすく、よほどの資本を注入しなければ後追いで成功を収めることは極めて難しいと考えられます。

中身のないページ

 Googleは検索エンジンユーザーが投げかけてくる質問に対して、最適な答えを返そうと日々アルゴリズムの改善に努めています。そんな彼らから見て「最適な答え」になりえない情報量の少ないページは検索上位に挙げることはおろか、邪魔なものでしかないでしょう。Googlenoのアルゴリズムが洗練されていなかったころは、内容は二の次でとにかくページ数をふやすという方法も有効でしたが、現在ではマイナスに働いてしまいます。Googleから見て中身がないと判断されるページがサイトの大半を占めるような場合、ペナルティを受けてしまうことさえあります。ユーザーに有益でない無駄なページを増やさないよう、サイトの運営には注意が必要です。

ついついやってしまう中身がないページ

 サイトの構造が悪い為に無意識に情報量の少ないページをふやしてしますことがあります。やてしまいがちなパターンをいくつか挙げてみましょう。過去にはSEO対策で有効であった施策もあるので、とくに2011年以前につくられたサイトはこうした構造を残していることがあるので、これに当てはまっていないか注意してください。

社長やスタッフの日常ブログ

 スタックブログを用意して社長や従業員が自由に更新しているときに見られがちなパターンです。例えば会計事務所のサイト内に社員ブログがあり、その内容が毎日食べたランチについての感想だったたどう思うでしょうか。一般の検索ユーザーであれば、会計事務所のサイトに期待するのは経理や税務に関する専門情報のはずです。そうしたユーザーにとって、社員のランチの情報は不要です。
 このように、本来のテーマと大きく乖離した情報はサイトの専門性を下げ、Googleの評価を低下させてしまいます。就職希望者向けに職場の雰囲気を伝えたくて運用しているような場合には、別のドメインを取得したり、外部のブログサービスを利用したりして運営するドメインを分けましょう。

必要以上に小分けされたページ

 FAQを例に挙げると、以下のような短いFQAが分割して独立したページになっているケースも中身のないページと判断されることがあります。
 ●Q:送料はかかりますか? ⇒ A. 無料です。
 ●Q:包装は可能でしょうか? ⇒ A. 別途有償で承ります。
 このようなページが独立して存在していても検索ユーザーにとっては有益ではなく、また通常の利用者からみてもページにまとめられてあった方が閲覧しやすいはずです。FAQに限らず、不必要に別ページに分割されているコンテンツが存在する場合は、1ページにまとめ、旧URLからは301リダイレクト(自動転送)をかけて整理しましょう。

品質を担保しないUGC

掲示板や口コミサイトなど、一般のユーザーによって作成されるコンテンツをUGC(User Generated Contents)と呼びます。有名なところではFacebookやTwitterなどのSNS、食べログ、クックパッド、Yahoo!知恵袋などが挙げられるでしょう。UGCはコストのかかるコンテンツ制作をユーザーにユーザーに委ねられるという点で優れていますが、一方でコンテンツの品質が担保されないという弱みがります。
 ユーザー同士でやり取りできる掲示板や、口コミが投稿できるコーナーを用意しているサイトは、ユーザーの投稿を審査してから掲載する仕組みや、短いレビュー単体でURLが発行されないようにするなど、情報量・品質が不十分なページがGoogleにインデックスされないように配慮する必要があります。