新型コロナウイルスに備えて

今、世界中が新型コロナウイルスで騒然としています。治療方法が無く、感染すれば肺炎になり重症化につながる恐れのある病気と言われています。
さて、私達としてはどうすればいいのか?
出来るだけの防御策を考えて備える方法しかないように思えます。

調理現場にこんな言葉があります。ウイルス対策にも使えます。
①持ち込まない
②つけない
③ふやさない
④やっつける

①について、外から菌やウイルスを持ち込まない。個人の体調管理に注意をすることです。
②について、手洗いとアルコール消毒をすること。
ハンドソープで、指先・爪先(専用のブラッシにソープを着けて擦る)・指・指の間・手のひら・手の甲・手首を良く洗い、
ペーパータオルで水気を良く拭き取る。
消毒用アルコールで、指先・指・手のひら・手の甲・手首に噴射し、拭かずに両手で擦り合わせて乾かす。
※消毒用アルコールは揮発性ですので、乾きが早いです。

③ウイルスの場合、家族全員や職場全員が①と②を実行することだと思います。
④コロナウイルスをやっつける方法は、今はありませんが重症にならないような体力をつけることではないでしょうか。

食事について

熱が出て体調が悪い時は、消化によく、体を温める、ビタミン類の食物を摂りましょう。
簡単に作れて、時間をかけずに食べられることが大切だと思います。具合が悪い時は早くゆっくり休みたいでしょう。

さらに、抗酸化作用・免疫力アップ・血行を良くする・解毒作用のある食材を多く摂ることで、風邪やウイルスに抵抗出来る体力をつけることだと思います。

その食材とは

抗酸化作用のある食材
🍅トマト、ネギ、にら、ブロッコリー、ほうれん草、アスパラガス、パプリカ、人参、かぼちゃ、たまねぎ、スプラウト(発芽野菜)、チンゲン菜など緑黄野菜
キウイ、🍊みかんなどの柑橘類、🍎りんご、薬味野菜
赤ワイン、紫芋などのポリフェノールが含まれる野菜、🍵緑茶
豆類、ごま、海藻類など

免疫力アップにつながる食材
卵、豚肉、🎃かぼちゃ、ピーマン、なす、サヤインゲン、白菜、菜花、バナナ、キウイ、🍄シメジなどのキノコ類など

体を温め血行を良くする食材
ニンニク、生姜、とうがらし、冬野菜

腸内細菌を元気にし便通を良くする食材
発酵食品、食物繊維の多い食品、雑穀米
ヨーグルト、味噌、麹、酢、ごぼう、大根、白菜、山芋など

解毒作用・殺菌効果のある食材
ハーブ、香辛料野菜・薬味野菜、海藻、梅干し
ネギ、にんにく、生姜、みょうが、レンコン、キャベツ、ブロッコリーなど

熱が出て食欲が進まない時の食事

おかゆ

シンプルにおかゆです。梅干しはシソ漬けでもはちみつ漬けでも構いません。
梅のクエン酸は疲労回復効果と殺菌力があります。食欲がない時はおかゆと梅干しですね。

少し回復してきた時のおじや

鰹昆布だし・薄口醤油・塩でうす味にします、抗酸化作用のあるネギをたっぷり入れる。

体調が回復するように消化の良いタンパク質の豆腐・白身の魚を入れます。

カルシウムとミネラル補給のために、ちりめん雑魚も入れましたが、胃腸の調子が回復してないようでしたら、入れない方がいいです。

最後に卵を流し入れました。が、これも体調を考えて入れてください。栄養をつけるための免疫力アップにつながりますが、まだ、胃腸の調子が悪い時は、入れない方がいいです。

その他に鍋もの

水炊きや味噌味がありますが、入れて欲しいのは、生姜、冬野菜、豆腐です。体を暖めます。

スープ

野菜のスープ。これはジャガイモ・カリフラワー・玉ねぎのスープですが、シンプルに根菜類と葉物野菜を塩・薄口醤油で味つけてもいいと思います。

風邪予防には、🍵緑茶を頻繁にお勧めします。緑茶のカテキンは抗酸化作用があります。
風邪を引いて熱がでましたら、麦茶を脱水症状対策にお勧めします。

冬は冬野菜を主に摂取して体を暖めて、みかん・りんごでビタミンの補給をして乗り越えましょう!

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