毎日の調理で一番使う食材って、なんでしょうか？
それは玉ねぎでしょう。たいていの料理に合う野菜ですね。
それも、体を健康に導いてくれる野菜です。
どんな栄養があるのでしょうか？
硫化アリル
これは涙が出る成分です。
血栓を予防したり血栓を溶かしたりしてくれます。
生活習慣病や高血圧・動脈硬化予防にもなります。
体内に入ると、疲労回復に必要なビタミンB１の吸収を助け、血液サラサラにしてくれます。肉料理などと一緒に使うとコレステロール値の上昇を下げる作用があります。
また、皮にはケルセチンという色素があり、高血圧や動脈硬化予防に役立ちます。
注意したい点
硫化アリルは熱に弱く、水にさらすと溶け出します。
汁ごと召し上がることや煎じた汁を活用することをお勧めします。食品ロスにもつながります。
身が引き締まった玉ねぎを選んで、できれば赤玉ねぎも加えると、色鮮やかです。
①乾燥している部分だけ(普通は廃棄してる部分 )を剥きます。
②鍋に水と①を入れて、煎じます。水は多めに入れてください。煎じている間に少なくなります。
③色が水の方に着いて、皮の方は色が薄くなってきます。
④③をザルでこします。
玉ねぎの皮が多いと濃くなりますが、少量でも薄いですがOKです。
⑤カップにお好みの紅茶に注いで出来上がり。
氷を入れて冷たくしても美味しいです。
④を注いで麦茶を作っても、変わらない麦茶の味です。
どうぞ、生活習慣病の予防やコロナウイルスの血栓予防の為にも、玉ねぎを食べて、皮は煎じて飲んでください。
