冷え性に身体を温める鍋料理

寒い季節の鍋料理は、身体を暖めます。
冬野菜やたんぱく質の魚貝類・肉・豆腐など、たくさん食べられ簡単に作れてます。味付けも、味噌・醤油・水炊き・キムチ・豆乳・など様々です。
薬味をうまく利用して、冷え性に効果的です。
今回はあんこう(鮟鱇)を使った味噌味の鍋にしました。
あんこうは、身が淡白で柔らかく、ほとんどの部位が食べられます。きもはこってりした味で和風の良質なフォアグラと言われています。
生姜をたっぷり入れ、他の野菜と一緒に食べられるようにせん切りにしました。
生姜成分にはジンゲロールで、加熱するとショウガオールに変化します。血行を良くし身体の芯まで温めるので冷え性や風邪気味の方に有効です。
魚や肉の臭みをとる消臭作用と、細菌の増殖を抑える殺菌作用や抗酸化作用が高く、老化やガンを予防する効果も期待できると言われています。

〈材料〉

あんこう・白菜・ネギ・えのき茸・春菊・豆腐・ショウガ・白味噌・鰹昆布だし

〈作り方〉

①野菜をよく洗い、食べやすいサイズに切る。
②あんこうはよく洗い血合いの部分を綺麗に洗い流す。左の写真で黒く見えるのは皮です。皮はとろっとして美味しいです。

③ショウガはよく洗い、せん切りにします。

④ネギの青い部分、白菜の葉先、春菊は味噌を入れた後に入れますので分ける。
⑤だしと具を入れ一煮立ちさせます。時々アクを取る。

⑥白味噌をこす。

⑦残りの野菜を入れる。

出来上がり!

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